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zoom RSS クレサラ消費者問題研修8-消費者被害救済の実務

<<   作成日時 : 2014/03/13 16:02  

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これは消費者被害救済に限ったことではありませんが、どうしても我々法律家は最初に法律のことを考えてしまう傾向があります。それでいけないのか?という考えもあるとは思いますが、私は一番重要なことは相談者・依頼者の利益の確保、救済を図ることであり、法律判断はそのための手段・道具に過ぎないと考えます。

実際、私も経験があります。ある方から相談を受けたのですが、法律や過去の判例を考慮するとその人の主張はちょっと通りそうにありません。私はそのことを素直に伝えたのですが、やはり感情的には納得がいかないようでした。その方は他の無料相談等にも出向いており、そこでも同様に相手にされなかったようです。結局、その人は不承不承で納得された振りをして帰っていかれました。

おそらく法律的には私の見解も、無料相談の相談員の見解も正しいものだと考えられます。しかし、ワラにもすがる思いで相談にこられた方にとってはどうでしょうか。もちろん納得はされていないでしょうし、「法律家は自分を助けてなどくれないんだ」「役に立たない」と考え、二度と相談しないかもしれません。これは相談者の利益になっていないのはもとより、我々にとっても利益になっていないのです。たとえ法律的に正しかったとしても...

では、どうすればよかったのか。正解があるものではないと思いますが、少なくとも第一に相談者の救済を如何に図るかを考え、法律やそれ以外のあらゆる手段にて救えないものか検討すべきであったと思います。そのためには、法律や判例等の勉強は基本として、世の中の正しい情報にアンテナを張り、常に考え続けることが必要です。使い古された言い方をするならば相手の身になって考えることが必要です。

我々は法律家ですし、その自負を持って日々仕事をしていますが、時には法律家としての立場を捨てても相談者・依頼者のために最適な解を追及することも必要なのかもしれません。

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