司法書士 endless studies

アクセスカウンタ

zoom RSS 裁判実務研究会3 - 本人訴訟支援のあり方と簡裁訴訟代理権の範囲

<<   作成日時 : 2014/03/02 15:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

司法書士にできる業務は何ですか?はい、それは司法書士法第3条で定められた業務です。というのは簡単ですが、実際にはかなり難しい微妙な部分もあります。その中で特に問題となるのが、裁判所提出書類作成業務と簡裁訴訟代理業務です。

まず前提知識ですが、司法書士は訴訟に関して広範な代理権を有してはいません。ただし裁判所提出書類が作成できることは司法書士法3条で認められていますし、「簡裁訴訟」の範囲内で訴訟代理人になることはできます。すなわち、書類作成に関しては簡裁に限られることはなく、いずれの裁判所管轄(家裁でも、地裁でも、理論上は最高裁判所に提出する書類)でも可能なのです。しかし事はそう簡単ではありません。つまり裁判書類作成のために、司法書士はどこまでできるかという問題です。

裁判所へ提出する書類の作成といっても、一般の方はどのような書類をどうやって作成すればよいのか分からないでしょう。したがって、司法書士の側である程度法律的要件などを考えて作成する必要があるのは当然です。しかし一方で「簡裁訴訟」の範囲を除けば依頼者を代理することはできません。ここで、依頼者のためにどこまで司法書士が考えて書類を作成するのかが問題となるのです。「代理」とみなされるか、「書類作成」の範囲内かというお話です。

さらに話が複雑になるのは、「簡裁訴訟」の範囲と言うのも明確なようで明確ではないのです。簡裁訴訟で代理権があると言うと、簡易裁判所に関することならば何でも代理できそうですが、実はそうでもないのです。詳細についてはここでは避けますが、様々な場面で制約があるのです。

自らの業務範囲を広げたい司法書士と、権益を守りたい弁護士。否、それ以外の士業においても常に付きまとう問題ではありますが、市民の利益を守るためにも依頼者の不利益になることだけは避ける必要があります。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
裁判実務研究会3 - 本人訴訟支援のあり方と簡裁訴訟代理権の範囲 司法書士 endless studies/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる