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zoom RSS メディエーション研究会5-言葉の3つのレベルを意識してみよう!

<<   作成日時 : 2014/01/31 10:10   >>

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言葉には3つのレベルがあるそうです。すなわち

「事実」:起こっていたことそのまま。伝え手の考え、評価、判断は入らない。

「推論」:事実とその周辺で起こっていたことをつなぎ合わせて表明する。

「断定」:推測したことに伝え手の評価判断を加え、良い、悪いを決めること。

の3つです。それがどうした、というかもしれませんが、会話やニュースの中で、これらの3つを混同して捉えてしまって、あらぬ誤解を与えたり、自分が偏見をもってしまっている場合も多いのです。何事も事実に基づいて判断することが重要なのですが、人は時として自分の価値観に基づき、それと合致する「推論」や「断定」を「事実」と混同してしまうものです。

一例を挙げますと、相場解説なんかはそれに近いものがありますね。その日の上げ下げという事実に基づき、その原因についてもっともらしい推論を重ね、最後には「だから上げたんだ」「下げたんだ」ともっともらしく断定します。それを聞いた人は、「新興市場が下げたから下げたんだ」とか「昨夜のアメリカ市場が上げたから上げたんだ」などと、それが真実であるかのように思ってしまいます。そして新興国はもうダメだとか、アメリカは景気回復している、などと自分の価値観に沿った勝手な断定をさらにしてしまいます。しかし、新興市場が下げても上げることはありますし、連動しないことも多いのに、そのときには別の推論を用意し、これまたもっともらしく断定します。事実はその日の上げ下げそれのみなのにです。

この手の混同は意図的に利用されることもあり、その場合には特に注意が必要です。我々受け手は、発信者側の意図に惑わされることなく、何が事実なのか?そこからの推論や断定に無理がないのか、意図的な誘導がないかということについて、論理的思考能力を磨いて判断できるようになる必要があります。混迷の時代に生き抜くには必須のスキルとなるでしょう。

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